あんじゅ京都カイロプラクティックの治療室に来院されている患者さんは花粉症の方が本当に少ない、また症状があっても軽い方がほとんどです。理由は脂肪酸のバランスに気をつけられているので、リノール酸やトランス脂肪を避け亜麻仁油を積極的に食事に取り入れられている方が多いからです。習慣化されていると、アレルギーの改善だけでなく、肌もキレイになるかたがほとんどですから、本当にお得だと思います。
治療室のスタッフもオメガ3の恩恵を受けた体験を、アンジューのブログへ2009年1月23日に寄稿していただいたので、こちらでもご紹介します。
『亜麻仁油バンザイ!皮膚が綺麗になった』
(現在は非常勤お手伝いをしていただいている小島さん寄稿)
昨年の3月くらいから「亜麻仁油」(フラックスオイル)を摂り始めました。フラックス(亜麻仁・あまに)は、オメガ-3必須脂肪の供給と共に植物性リグナンを最も多く含んだ穀物です。
子供の頃から、気管支喘息や鼻炎などのアレルギーがあり、大人になってからは花粉症も気になり始めました。このような悩みはオメガ3-脂肪酸がよいと知り、体質を改善しようと決心し、できるだけ毎日「亜麻仁油」を摂るようにしています。
「亜麻仁油」(フラックスオイル)は、アレルギー体質を改善させる効果が高いと言われているオメガ‐3系脂肪酸を多く含んでいるのです。大さじ1杯(15mg)に約470000μgのリグナン繊維の他、オメガ-3脂肪酸が約9200mg含まれています。
また、「亜麻仁油」(フラックスオイル)の成分のαーリノレン酸は体内でDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)に変換されます。
亜麻仁油の摂りかたですが、味がしっかりついているおかずにかけたり、ドレッシングを作ったりして食べていましたが、初めは少し風味が気になりました。ところが、今では逆にその味がクセになり、いろんなお料理やパンにつけて食べています。京都南カイロプラクティック研究所の先生の朝食は、食パン(天然酵母で加工油脂を使用していないもの)やベーグルに亜麻仁油をつけていただく習慣がついているようです。
先生の愛犬のミニチュアダックスは、朝食時のパンが欲しそうに下からずっと見つめるため、ついつい亜麻仁油のついたパンですが、少しちぎってあげられてたようです。そのせいか、これまで皮膚が痒ゆく体の毛を噛んでむしるようにしていたジュンちゃん(ミニチュアダックス♂)の毛が無くなって禿げたような箇所が全くなくなりました。皮膚が痒い患者さんに亜麻仁油をお勧めすると、ほとんどの方が「かゆみがなくなった」「軽くなった」と喜ばれています。犬も人間と同じなんだなぁと改めて驚きました。
ワンちゃんの痒いところに薬を塗って、それを舐めないようにエリザベスカラーするなんて、目の不自由なジュンには可哀想すぎるからと、それに対症療法だしと、カイロの先生は今回ばかりは獣医さんの指示を守らなかったとのことです。最近は国産のこだわったドッグフードに亜麻仁油をすこし加えて毎日あげてられるようです。
私も亜麻仁油を摂る習慣がつき、そのおかげでしょうか、以前は風邪をひくと、必ず気管支の調子が悪くなっていましたが、最近は大分良くなってきました。
それに、最近はお肌の調子が良く、患者さんにも気づいてもらえることがあり、思わぬ結果に喜んでいます。
受付に置いてある『医者も知らない亜麻仁油パワー(D・ラディン&C・フェリックス=共著、今村光一=訳)』の中に次の文章が書いてありました。
「コレステロールの分子は、必須脂肪酸に結び付いて皮膚や身体全体の細胞の細胞膜の一部となるが、コレステロールはこの場合には細胞膜を安定したものにする役割を果たしている。
しかし必須脂肪酸が不足な場合には、コレステロールは飽和脂肪酸と結び付いてしまう。すると細胞膜の安定性は失われ、細胞膜は弱くかつ細胞を保護する力の不十分なものになってしまう。
こうなると皮膚の細胞の細胞膜も、細胞中の水分をどんどん外に逃がすようになってしまい、肌は乾き、のどもいつも渇くということになる。
オメガ‐3作戦は栄養学的な美容プログラムでもあり、それは身体の内と外からの美容プログラムである。
その結果として、肌は驚くほどきれいになって肌の色もよくなり、加えて髪はふさふさとして輝きを増し、全体としてずっと若々しく見えるようになるのだ。」
やはり「亜麻仁油」(フラックスオイル)のおかげだったのだと納得し、これからもオメガ‐3作戦を続けていこうと思いました。
もうすぐ花粉の季節がやってきます。以前よりフラックスオイルを摂っておられる方の多くから、昨年の花粉のシーズンは、「花粉症がでなかった」「軽症ですんだ」と喜ばれてたのを思い出し、私も花粉症の症状もましになるかなと、「亜麻仁油」(フラックスオイル)のパワーに期待をしています。
「亜麻仁油」(フラックスオイル)の種類はいろいろあります。未精製のコールドプレスで光を通さない遮光瓶に入っているオーガニックのものを選ぶようにして下さいね。杏林予防医学研究所所長山田豊文先生のお勧めの亜麻仁油なら安心して毎日摂ることができます。
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