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執筆者の写真Yoshiharu Arakawa

外反扁平足

更新日:2023年5月6日

 初診の子供さん(小学2年生)がお母さんに連れられ来院されました。

 3歳の頃、「他の子供さんと比べて足の形がおかしい」と保育士さんに指摘され、心配になり幾つもの医療機関で子供さんの足を診てもらったようです。

 幾たびに医療機関では特に異常なしとの診断でしたが、今も足の内くるぶしは内側に入った扁平足で、よく足が痛くなったり、転倒もするということで、来院されました。

 「この子が履いている靴は、すぐにこのような形になります」と靴も見せていただきました。(写真)

 時折、来院していただければ大丈夫だと私は考え、予後も全く心配していないことをお母さんにお伝えしました。

 もっと以前に医療機関で適切な治療を受けることができたなら、親子さんも長い間悩むことはなかったのにと、とても残念な気持ちになりました。(:_;)

 あんじゅ京都カイロプラクティック研究所には、このような外反扁平足の患者さん以外に、逆に足のアーチ(足の甲)が高すぎて、足の外側に体重がかかる結果、捻挫を繰り返したり、膝や股関節、腰にまで不調を訴える方が多く来院されています。

 特に、足の甲高(ハイアーチ)は、今まで30年間の臨床経験で振り返りますと適切な対応がされていないケースが本当に多いように思われます。

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