京都御所:黒木の梅とメジロ
ここ数日の暖かさで一気に開花が進んだようだ。散歩もシャツ一枚ぐらいでないと暑いくらいだ。
「黒木の梅」には、メジロが沢山集まってきて、美味しそうに大好物の梅の花蜜を吸っていた。自宅でも花木に水やりをしていると、甘い蜜に誘われてか椿を吸蜜するメジロをよく見かける。そんな瞬間に出会うと写真を撮りたいなぁと思うが、カメラもないのでいつも諦めている。
御所で愛犬と散歩しているときは、カメラも携帯しているので貴重な瞬間を収めることもでき、仕事も忘れて、いい気分転換になっている。 愛犬にとっては御所での散歩中、歩きだしては、立ち止まりで、面白くないかもしれないが、里桜の見頃を迎えるまではすこし我慢してもらおう。(*^-^) 京都御苑の名木のひとつ「黒木の梅」は、もとは九條家跡にあったものを大正天皇即位大礼の時に、現在地の堺町休憩所の前に移植されたようです。
しかし残念ながら枯れてしまい、接木により植継ぎされたのが現在の木で、原株は英照皇太后御幼少の時、ご生家で愛でられていたといわれています。 (参考文献:京都園藝第十七輯、第四十一輯)