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執筆者の写真Yoshiharu Arakawa

この時期の風物詩『実山椒』

更新日:2023年5月6日

 昨日、京都大丸の地下食料品売り場には、この時期の風物詩『実山椒』が山積みされていました。

 こんなに沢山もと観光客の方は驚かれるかもしれませんが、京都では需要があるのですね。斯く言う私も、一年分の「ちりめん山椒」づくりのために数パック買い込みました。

 さて苦行はこれからで、例年、実山椒の小枝を取り除くのに大きな箱だと2時間くらいかかります。集中して一気にすると途中で気分が悪くなることもありました。軸はそのままでもいいのですが、長いのはできるだけ取るようにしてますから手間がかかるのですね。

 小枝を取り除くとあとの処理は楽なもので、実山椒を茹で水でさらし、水気がとれたら冷凍室で保存します。

 「ちりめん山椒」は自分でつくると、お好み通りの味になるので美味しさは格別です。「みりん」を入れないでつくったり、ウェットにもドライにも、つくる都度変化をつけると飽きなくていいですね。

 今回は時間をかけて甘辛くし実山椒の投入を遅くしましたので、市販の商品では味わえないかなりピリピリする刺激的な一品ができあがりました。 下にひいているペーパーを取り、これからしばらく乾燥させます。

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