What's Chiropractic? カイロプラクティックとは

敢えて、
禁忌を語る。
カイロプラクティックの禁忌。

 

【禁忌】

 

禁忌とは、『治療上ある薬物を用いると症状の増悪をきたし、あるいは配合された薬物が反応分解して、治療の目的にそぐわないことがある。そのようなときにその薬物を禁忌という。このほか治療または診断のために人体になんらかの影響を与える一切の医療行為に対しても用いられる(医学大辞典・南山堂)』と一般的な認識として理解されている。

 

欧米においては、100年の伝統を有し、世界第二の医療まで発展したカイロプラクティック。残念ながら日本では、普及しつつも、未だ正しく認知されているとは言い難い現状にある。

 

その背景には、誤解や曲解に基づいた批判があるためで、要約して代表させれば、①危険性、②非科学的、③誇大広告、の3点があげられるようです。ただし、ここで見落としてはならない点があります。それは、日本においては欧米諸国と違い法制化されていないため、誰でもカイロプラクティックの看板を掲げることができる、という点であり、誤解の主たる要因は、そこにあります。要するに、批判は、カイロプラクティックがどのような医療かを知らずに治療を行う施術者に向けられるべきであって、カイロプラクティックそのものに向けられたものであれば、それは故意の曲解か無知によるものと言わなければなりません。

 

カイロプラクティックでは、次のような疾患を禁忌症としています。

 

原因別にみた禁忌症

 

カイロプラクティックの禁忌症は、一つの方法として、疾患の原因によって分類することができる。

 

1.血管障害に伴う疾患

 

くも膜下出血、脳・脳幹・小脳出血および梗塞、脳動静脈瘤、心筋梗塞、狭心症、眼底出血など

 

2.腫瘍性疾患

 

悪性腫瘍全般、たとえ良性でも脳腫瘍、脊髄腫瘍などの中枢性疾患など

 

3.急性炎症性疾患

 

髄膜炎、急性肝炎、急性膵炎、腹膜炎、虫垂炎など

 

4.感染症

 

赤痢、コレラ、猩紅熱、ジフテリヤ、日本脳炎、結核、インフルエンザ、肺炎、破傷風など

 

5.血液疾患

 

白血球、血小板減少症、血友病など出血素因のあるもの

 

6.外傷性疾患

 

頭部打撲、骨折全般、裂傷、挫傷、熱傷など

 

7.中毒症

 

重金属、ガス、有機溶剤、農薬、食品、薬など

 

8.その他

 

急性腹症、網膜剥離、後縦靭帯骨化症、脊椎管狭窄症、リューマチ、筋萎縮性疾患、二分脊椎症、脊椎スベリ症、重度の変形性脊椎症、重度の骨粗鬆症など

 

 

自覚症状からみた禁忌症

禁忌症を原因別にまとめて、その代表的な病名を紹介しました。

 

ほとんどのカイロ・オフィスには、適応症を案内したパンフレットが置いてあります。そこには、むち打ち症や自律神経失調症、頚肩腕症候群、過敏性腸症候群などの症候群の紹介もありますが、そのほかはほとんど頭痛、めまい、手足のしびれ、腰痛、背痛、肩こり、疲労倦怠感、眼精疲労など自覚症状が列記されています。これは、患者さんにカイロプラクティックを簡便に理解してもらうために、自覚症状が共通語として使われているのです。

 

例えば頭痛といった場合、どんな原因で起こった頭痛でもよいかというと、実はそうではないわけです。原因によって、禁忌症と適応症は当然分けられなければなりません。パンフレット等に紹介されている自覚症状の全てについて検討をしてみたいのですが、紙面の都合もありますので、ここでは特に危険な疾患を含む頭痛とめまい、そしてしびれについて考えてみたいと思います。

 

頭痛の中の禁忌症 

 

頭痛を知らないという人はほとんどないくらい、これはポピュラーな症状です。カイロ・オフィスを訪れる患者さんでも腰痛、肩こりに次いで多い症状と言えます。そしてその90%~99%は良性のタイプと言われていますが、たとえ1%でも、生命に危険が及ぶような悪性タイプの疾患には、注意深い対応がされております。

  

頭痛を伴う疾患には、a.くも膜下出血/b.脳腫瘍/c.慢性硬膜下血腫/d.脳動脈瘤、動静脈奇形/e.脳血栓(普通は痛くないが椎骨脳底動脈は痛む)/f.三叉神経痛/g.偏頭痛/h.筋収縮性頭痛(緊張性頭痛)/i.大・小後頭神経痛/j.内科(脳脊髄膜炎、ウィルス血症など)、耳鼻科(副鼻腔炎など)、皮膚科( 三叉神経の帯状ヘルペスなど)、歯科(歯髄炎など)からの二次性頭痛などがあります。 

 

その中でも大まかな表現として、頭蓋内疾患は禁忌症、そして頭蓋外疾患にカイロプラクティックの適応症が含まれると考えられます。

 

a~eのような疾患の自覚症状としては、一瞬にして頭全体がガーンと痛むような突発ピーク型の頭痛、あるいは頭痛・嘔吐・めまいが三拍子そろうもので、そのような症状に遭遇したら、迷わず専門医の門をたたくべきです。

 

めまいの中の禁忌症 

 

めまいは原因によっては脳外科、脳神経内科、内科、耳鼻科そしてカイロプラクティックにまたがる症状です。その中でも脳の出血や梗塞、あるいは腫瘍による中枢性障害の場合は禁忌です。

 

めまいは、景色がぐるぐる回る、あるいは自分がぐるぐる回ると感じる回転性めまい、フラフラする、フワフワ浮いたように感じる(浮動感)、何となく揺れているように感じる(動揺感)、ふらつき、そして立ち上がった瞬間に血圧が下がって一瞬クラッと気が遠くなる感じがしたり、眼前暗黒感が出現する立ちくらみに分類されます。

 

回転性めまいは中枢性障害の場合と、末梢性障害があります。ふらつきや、立ちくらみは脳の虚血発作であり、特に老人の場合は、梗塞による椎骨脳底動脈不全症が疑われる現象です。若年者では、自律神経失調症による起立性低血圧が、原因している場合が多いと言えます。頭痛を伴うめまいに偏頭痛性めまいがありますが、これは疲労、寝不足、飲酒、心労などの誘因があったり、何度も同じ体験をしていることで禁忌と区別できます。

 

禁忌症の自覚症状としては、誘因もなく、初めての突発性ピーク型頭痛を伴うめまい/頭痛・嘔吐・めまいの三拍子そろうもの/頭痛や吐気は伴わないが、一定の頭位でめまいが発症し、その頭位を続ける限り同じ強さで延々と続き、頭位を変えるとピタリと止まる。そして再現性がある。こうした症状は、頭蓋内の出血や梗塞が疑われ、専門的な検査が必要となります。 

 

しびれの中の禁忌症

 

一般的にしびれと表現される症状には、①知覚鈍麻(触れた感じが鈍い、あるいはない)、②異常知覚(ジンジン、ピクピク、チクチク、ズキズキなど)、③運動麻痺、があります。

 

しびれは、その原因疾患が多種多様です。例えば単に左手のしびれの原因は?…といえば、a.脳血管障害/b.脳腫瘍/c.脊髄腫瘍/d.心疾患/e.肺ガン/f.中毒/g.内分泌・代謝性疾患/h.てんかん/i.頚椎症/j.胸郭出口症候群/k.頚椎サブラクセーション/l.肘関節あるいは手根管部の絞握性神経障害、といった具合に、脳外科、整形外科など医療全般からカイロプラクティックに至るまで、治療分野も多岐にわたる症状です。 

 

禁忌症のトップは頭痛やめまいと同じく、やはり脳血管障害あるいは腫瘍性の生命にかかわる中枢性の疾患です。 禁忌症の自覚症状としては、片側半身のしびれ、あるいは一側の頭部・顔面と交叉性に反対側の半身のしびれが主です。それらは、脳の血管障害や中枢性の障害が疑われるため、専門医に委ねられます。 一般に禁忌症によるしびれは、多発性神経障害が多く、カイロの適応症は単発性(1~2分)神経障害であるのと対称的だと言えるでしょう。

re-bone 等身大のカイロプラクティック より抜粋

カイロプラクティック・マガジン【リ・ボーン】NCA出版部

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