頸部変形性脊椎症 | あんじゅ京都カイロプラクティック・整体

手のしびれ、だるさ、むくみ、冷感、脱力

京都整体 | 京都カイロプラクティック研究所（あんじゅ庵）カイロプラクティック検査・施術後の説明

カイロプラクティック治療のプロセス

カイロプラクティックの適応症と禁忌症についての説明です

頸部変形性脊椎症・頸椎症性神経根症について

　「頸部変形性脊椎症」「頸椎症性神経根症」と診断され手術を勧められるものの、手術は怖くてと敬遠され来院される方は少なくありません。問診、X線、MRIによって「頸部変形性脊椎症」「頸椎症性神経根症」と診断されることがあっても、上部肋骨のフィクセーションや位置関係を正すことによって、また硬くなった筋肉のトリガーポイントを柔らかくすることで、辛い症状が寛解されていくことはよくあります。骨や椎間板に異常が認められても、それが必ずしも痛みの原因とは限らないのです。

　また代償的に首の筋肉が過緊張している場合は、その代償する原因を突きとめ、適切に治療を施し、次に生活習慣で改めることはないかをチェックして、必要に応じたアドバイスをさせていただきます。

　頸部変形性脊椎症、「頸部変形性脊椎症」と診断され、辛い症状が出現していても、このように手技でその辛い症状が改善されることもあるのです。「診断名」＝「患者さんが訴える辛い症状」ではない場合です。ここで誤解されないようにしていただきたいのですが、治療手段は、頸部変形性脊椎症の部位をボキボキと捻って矯正する訳ではありません。そのような恐ろしいことは患者さんからのご依頼があっても決して行いません。

　　「頸部変形性脊椎症」「頸椎症性神経根症」とは、どのような病態なのか、成書からまとめて要約したものを、ご参考までにご紹介します。

　加齢による椎間板の退行変性による椎間板の狭小、骨棘形成、椎間関節の関節症性変化によって、局所の支配神経や頸髄、神経根が圧迫、刺激されて、愁訴が生じた場合に本症と診断されます。この種の変化がＸ線上みられたとしても、愁訴と必ずしも一致せず。無症状のことも多くあります。

　頚椎に負担がかかる姿勢や労働により誘発、増悪し、免荷、安静によって改善することが多いのも特徴です。

　頸髄症の発症には背柱管腔の固有の細さが関与し（頸部脊柱管狭窄症）症状が発現することがあります。この場合、四肢、体幹に痙直性麻痺。Ｘ線状脊柱管狭小が存在します。頸髄症状が日常生活動作を障害しているときには専門医へ直ちに紹介します。

　検査は疼痛の再現性（Spurlingテスト、Jacksonテストなど）、棘下筋部、斜角筋部など）、神経学的検査（反射、知覚、運動）を行います。