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京都マラソン完走 / 京都カイロプラクティック研究所(あんじゅ庵)私のカイロプラクティック治療体験記(野々口)

Chiropractic Forum

カイロフォーラム

 

はじめてカイロ施術を受ける方にとって、患者さまの生の声である「治療体験記」は、きっと参考になるはずです。

 

私のカイロプラクティック治療体験記

「健康に留まらず、

生きる喜びに向かって走る」

京都市 野々口知子

京都マラソン

「先生、やりました!京都マラソン、完走しましたよ!」

 

先日の京都南カイロプラクティック研究所での私の第一声です。2015年の2月に開催された京都マラソンに参加し、42.195kmを完走しました。現在は、フルマラソンが走れるほど元気になりましたが、数年前の私の身体では考えられないことです。

 

私は小学生の時に顎関節症を発症、中学生の時に体育のマット運動中に転倒し、頸椎を損傷しました。この影響で常に身体が重く、顎の痛み、肩こり、頭痛、腰痛等の身体の不調に悩まされてきました。姿勢も悪く、子供のころから母親に注意されていました。自分では真っ直ぐ立って歩いているつもりでしたが、顎が前に出て、片方の肩が斜めに上がり、猫背、脚も内股で、ヒョコヒョコと歩く姿がとてもだらしが無く見えていた様です。

 

成人して社会人になり、ますます身体の不調は酷くなりました。デスクワークで常に同じ姿勢で仕事をしている為に、肩こりと頭痛が日に日に強くなっていきました。仕事から家に帰るとぐったり倒れ込んでしまうことも多く、休日は外に出かけず、家でダラダラ寝ていることがほとんどでした。

 

そんな時、仕事の同僚で友人でもあるKさんから、京都南カイロプラクティック研究所のことを紹介してもらいました。彼女は普段から活発で姿勢も良く、とても元気に見えました。そんな彼女も、過去には身体の不調があったことを聞いて信じられませんでした。現在は身体のメンテナンスの為に、月に1回カイロプラクティックを受けているということでした。私はその話を聞くと、すぐに診療の予約を取り、生まれて初めてカイロプラクティックの施術を受けることになりました。

 

初めて研究所を訪れて驚いたのは、スタッフの皆さんの対応・笑顔が素晴らしく、研究所の雰囲気がとても温かいことでした。また、健康に関する興味深い本、ナチュラルな原料を使った健康食品がカウンターに陳列され、アロマの香りが漂うその空間にいるだけで、どこか心が癒されるということでした。

 

初めての診療は、たっぷり時間を取って荒川先生に身体のバランスを丁寧に見ていただきました。自分では自覚していなかった身体の癖を指摘していただき、立ったり座ったりする際に、どういった点に気を付ければ良いかを教えていただきました。また、就寝時に首が楽になるように、タオルを使った枕のつくり方も教えていただきました。

 

最初のうちは、出来る限り続けて治療を受けるようにしました。

 

といっても、施術中はとても気持ちがよく、うたた寝をしてしまうほどでした。私にとって、研究所に行くことが楽しみとなっていました。施術に加えて、自宅でできるセルフケア方法を教えていただけるので、次回の診療までに身体と向き合う楽しみができました。いつしか、自分の身体の状態がわかるようにもなっていました。

 

研究所での治療を始めてしばらく経った頃、身体を動かしてみたいという気持ちが生まれました。同僚がマラソン大会に出場するのを、応援に行ったのがきっかけです。しかしながら、運動は中学生以来。身体を痛めたらどうしよう、という怖さもありました。まずは、負担の少ない水泳で身体を鍛え、その後、ランニングを始めることにしました。その間、荒川先生に相談をしながら、痛みが出たらその原因を突き止め、痛みが出ない身体の使い方とストレッチ法を教えていただきました。

 

トレーニングに関しては、毎朝2kmのジョギングから始め、走ることに自信がついてからはマラソン大会にチャレンジし、5km、10km、21km、と走る距離を徐々に伸ばしていきました。大会に出場すると無理をしてしまうこともあり、足腰が痛くなることもありました。そんな時も、荒川先生のカイロプラクティックを受ければ痛みがなくなることが分かっていたので、運動することへの恐れは消えていきました。

 

そして、遂に2015年、目標にしていたフルマラソンに挑戦しました。

 

大会前には研究所で身体を調整していただき、万全のコンディションで大会当日を迎えました。走っている途中で身体が痛くなることもなく、楽しんで最後まで走りきることができました。走っている間、色んな想いが込み上げてきました。ゴールの瞬間、思わず涙が溢れました。「あんなに病弱で、運動嫌いで、怠け者だった私が、今この瞬間、フルマラソンを走りきろうとしているなんて!」

 

京都南カイロプラクティック研究所に出会い、荒川先生とスタッフの皆さんの温かいサポートにより、今の私があるのだと思っています。

 

自分の身体はただ一つ。どんな酷い状態だったとしても、身体という容器を取り替えることはできません。しかし、自分の身体と向き合い、信頼し、より良くなりたいという気持ちがあれば、必ず変わることができるということを教えていただきました。そういう意欲をバックアップしてくれるのが、この研究所です。荒川先生はいつも施術の最後に「これからも一緒に頑張っていきましょうね」と声を掛けてくださいます。

 

痛みと不調だらけの身体から、せめて人並みに健康になることを目指していた私でした。しかし今は、健康という状態に留まらず、健康なこの身体を使って、生きる喜びを味わうことを目指しています。これからも京都南カイロプラクティック研究所と一緒に、更なる目標に向かって頑張っていきたいと思います。

 

京都南カイロプラクティック研究所、ランニング仲間、応援してくれた家族・友人たち、そして、唯一無二の自分の身体に、沢山の感謝の気持ちを込めて。

 

(2015.2.19)

 

先生のコメント:体験記を読み終えて、当事者の一人だということも忘れて、「京都マラソン完走、本当によかったな~」と目頭が熱くなり感動していました。「ヘルス」の健康感があいまいに語られることが多い昨今、ボーダーライン上の健康ではなく、より意識の高い「オプティマル・ヘルス」といわれる「最高の健康状態」を目指す方が増えてきました。健康にもレベルがあるのですね。野々口さんの健康への意識は、まさにこの「オプティマル・ヘルス」を目指し、その頂に到達された感があります。これからも、「最善の健康状態」を維持できるよう頑張ってください。私もしっかり応援しますね。

 

 

 

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私のカイロ治療体験記 

■『治らない両足の足底筋膜炎』大阪市 渡部様

■『いくつもの医療機関、治療院を経て』理学療法士 西村様

■『健康に留まらず、生きる喜びに向かって走る』 野々口様 

■『うづくまるひどい頭痛に悩まされて』 近藤様 

■『私とあんじゅ京都カイロプラクティック』 A.T, 

■『カイロとの出会いそして現在』 音楽講師 福井様  

■『カイロプラクティックでスタイルがよくなる?!』百貨店勤務 中村様  

■『良い出会い』 滋賀大学医学部5回生 依田様  

■『顎の痛みで不自由な生活を強いられた高校時代』関西外国語大学 児島様  

■『カイロ治療・・・膝の痛み』早稲田大学本庄高等学院応援部 石井様  

■『F. H. Lからと診断された腰痛』 臨床検査技師・国際細胞検査士 芦田様  

■『12年間悩まされた首の痛みが救われて』草津市 教師 坂田様 

■『カイロプラクティックの治療を受けて』京都市 講師 藤原様  

■『カイロ治療 私の場合』大阪市 宮城様  

■『晴ればれの記』作家 山田沙美様  

■『燃えて生きるために』美容業 滝本様 

 

私の見学日記 

「私の見学日記』南部カイロプラクティックセンター 南部 徹 先生  

 

所長の講演日記より 

■京都市立日野小学校で家庭教育講演 

■学校法人京都南カトリック学園 青谷聖家族幼稚園で講演 

■ NCA(日本カイロプラクティックアカデミー)北陸本部セミナー 

これまでの主な講演 

 

私の忙中有閑(所長のエッセイ)

■人権概念の生成過程と東アジアを中心とした現代の人権問題について考える

■BIS(自己資本比率)規制の目的と手段について想う

■現代社会が生み出した運動不足と不定愁訴 ーラジオ体操の勧めー 

■医療におけるグローバリゼーション

■シリーズ 「元気に百歳人生」 2012.10月発行 明倫自治連合会、季刊誌「めいりん」秋 Vol.4より

■「明倫学区ボウリング大会」 2013.4.7 / 明倫自治連合会発行、季刊誌「めいりん」、半世紀ほど前の祇園祭の写真、六角堂の鳩 

■京都市中京消防団第33回親睦ボウリング大会 2015.9.6 

 

原稿ーNCAカイロニュースへ 

■貴方の知らないことは見過ごしてしまう- NCA西日本本部ニュース『フラクタルWEST』98.5月号より 

■グローバル化時代の健康政策 -NCAカイロニュース巻頭文(1997)より- 

 

取材・掲載記事より 

■文藝春秋 「大養生 百歳人生の健康読本」平成15年7月15日発行

■日本画報‘96.1月号より

■杏林予防医学ニュースVol269より

 

VOICE OF STAFF 

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